タクシー運転手

自分が園児だった頃、将来の夢はタクシー運転手だった。
「夢がない」と言われ、卒園式に無理矢理パイロットになりたいと言ったような気がする。

何かを操縦する人に憧れていたし、乗り物といえばクルマであり、それを職業とするのはタクシー運転手だった。

昭和50年代。今よりもタクシーは高級な乗り物だったような気がする。
自家用車を持たなかったわが家では”タクシーで駅まで行く”という事自体が旅のクライマックスだった。



最近の都会の個人タクシーでは高級車がチラホラいるらしい。
ネットで調べると、富裕層が指名予約で高級車タクシーを利用するとか。
深夜に長距離乗ることが多いため、個人タクシーでも割に合うらしい。指名予約してもらうために高級車である、という発想らしい。


クルマの運転は嫌いじゃないので、イザとなったらタクシー運転手でも、と考えたことがあるが、
実際にマイカーを運転していると疲れから睡魔に襲われることもあって非常に危険な職業であることがわかった。
酔っぱらいもいれば、夜中の歓楽街を走ることもある。事件もある。



昨今コンビニの店員は外国籍の人であることが珍しくなくなった。アメリカのように、何時の日かタクシー運転手もそうなることが当たり前な世の中がくるのだろうか。

先週も昨日も今日も職場近くのコンビニは中国か韓国の女性たちだ。