小さい頃の記憶

SNSの企業書込みで古い映画のDVD発売情報があった。
その中にホラー映画のものが。
1979年(日本公開は1980年らしい)。

タイトルと画像に見覚えがあった。
僕が幼稚園〜小学1年生頃。

当時姉と僕はエレクトーンを習っていて、母・姉・僕らは週二回都心部へ出掛けていた。

今よりも映画館が多かった気がするし、
利用するバス停に映画ポスターコーナーがあった。
メインストリートにあった映画館のケバケバしさも何となく記憶にある。

悪魔のすむ家、えれふぁんとまん、など。
6歳くらいの僕にはポスターだけで十分怖かった。
漢字も読めなかったと思う。

小さな家だったが、怖いポスターを見た後は
暗い部屋も恐怖。
一人で寝る時も恐怖。
箪笥の模様も恐怖だった。

日本はこの70年戦争を体験していない。
そのおかげで僕の記憶や社会の記録、物質が連続して目の前にある。ものすごく貴重でありがたい。

昨日大阪出張したら、大正時代からの建物が現役であった。
未来がそんなにバラ色じゃないけど、物質のコストが相対的に下がった、ネットが利用できるこの頃、過去振り返りのブームが来る。(団塊世代のせいかも)