オバマ就任と2.26
この時期。
センター試験が行われ、4年に一度米大統領の就任式がある。
浪人していた頃にセンター試験でまずまずの結果が出て、
余裕感あった時にクリントン大統領の就任式とパレードを
TVで見た。
珍しく父親と二人で見た。
当時の実家で狭い部屋で、母親はすでに寝ていたと思う。
あれからブッシュ、オバマと就任式が4年毎にニュースになるが、いつも父と見たことを思い出す。
あの時、”若い大統領の就任をライブで見る”と”子供の受験が終わった”という世代・時代の動きを父が実感していたと思う。
現に父はその後急激に企業人を引退することになる。
最近2.26事件に興味を持ち本を読んだり、
戦後のゼネスト中止をネットで調べたりしている。
チャップリンのモダンタイムスも鑑賞した。
”庶民の暴発(スト、暴動)”が大幅に減少したのは、
庶民の高学歴化によるもの、も一因らしい。
ブルジョワジの言っていること、考えが
プロレタリアートにも理解できるようになり、
互いに歩み寄っているからだ、と。
高度成長期時代の父と失われた世代の僕。
さて、二人の息子たちはどんな時代を生きるのか。
僕らの世代・時代の動きは20年くらい先になりそうだ。